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他人の”自由”に脅かされる命 [時事]

まずはこの記事を読んでください。

『マスクを外さない日本人、
    自分のことは自分で決められないのか』

            「QJWeb」より

概ね常識的な物言いで、多くの文に賛同できるものですが、
私には一つ、納得できない部分があります。

それは、この記事を書いた方の『自由』というものに対する考え方です。

個人の自由が行き過ぎ、
その裁量にその一個人の基準のみが使われ、
それを非難する事が「時代にそぐわない」のであれば、
ではあなたは、コロナウィルスの保菌者かもしれない人が
マスクをせずに自分と2mも離れていないところを歩いていても、
その人の自由だからと納得しますか?

私は、今現在、マスクを着けている人が
『自分で考えている人』であり、
この状況でマスクを外している人は
『何も考えずに誰かの言いなりになる人』だと思っています。
(勿論、何らかの理由があってマスクをつけられない人もいると思いますが、
 割合的にはかなり少数だと考えています)

『自由』という言葉を語る時、
必ず対にして考えなければならない事があります。それは、
『自分以外の自由』です。

自分の自由のためなら、
他の誰の自由も関係なく無視できる、なんて考えるやつは
社会に存在するべきではないのですよ。

一般の人にとって「マスク」って、他人に病気を”うつさない”ために着けるものです。
違いますか?
じゃあ風邪をひいた人がマスクを着けるのはなぜです?
風邪をひかないようにするためなら、風邪に罹患する前につけますよね?
しかも、いつかかるか分からないから常に。年中。
そうじゃないですよね?
であれば、今マスクを着けている人の、一番大きな理由は
『他人に病気をうつさないため』でしょう。
(”うつらない”効果も当然考慮して)

それをやらない、マスクをしない、ってことは、
仮に無症状でコロナウィルスを保菌していたとしても、
誰にうつろうが知ったこっちゃねえよ、ということですよね。

良いんですね?それで。

私は嫌です。
病気になりたくもないし、
病気をうつしたくもない。

それはやはり、コロナ(COVID-19)だからです。


さて。
私はマスクを着けるのが嫌いだと、
当ブログで何度も主張しています。
できれば早くマスクの不要な社会に戻ってほしい。

ではそうなるにはどんな要素が必要なのでしょう?

特効薬が開発されてコロナが生命に危険を及ぼす存在ではなくなる、か、
すでに克服可能な病気として感染症法の分類を5類に下げることです。

ま、この辺はこれまでにもこのエントリーで記しているので
これ以上は言いますまい。

この文章で言いたいのは、
『自由』というのは、「何をやっても良い」という意味ではない、ってこと。

他人に迷惑をかけてまで押し通していい自由なんて、そんなに多くないと思いますよ?

そして、そう考えるのが日本人の特徴だからこそ、
この国が外国の方々から支持されているのだと思います。

そう考えない日本に、
一体どんな魅力があるというのでしょう?

他人に配慮する習慣というのは欠点ではなく、
世界に誇れる日本の優れた特徴だと、私は思っています。

そういうことをしない国は、
大体隣国と問題を抱えていますね。
そう、なりたいですか?
彼らの考えの方が正しいと、思いますか?

…そうですか。
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