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それほんとに「誰かのせい?」

お隣の国でまた大きな事故が起きましたね。
(”また”の他の事例は沈没した客船です)

若者を中心に150人以上が亡くなるという悲惨なものでした。
ご冥福を祈りたいと思います。

さて、連日の報道で、
ネット上での犯人探しが加熱しているようですが、
この事故(あえて”事件”とはしません)、
一体誰が悪いのでしょう?

企画されたイベントがあったわけでもなく、
人が大勢いた。
状況としてはそれだけです。

当ブログにほぼ影響力というものが無い、という前提で
少し厳しいことを言わせて貰えば、
被害に遭った方々は、自らの意思で『そこに居た』のです。

某報道番組で一報を報じたベテランタレントが
「私には意味がわからない」と言って物議を醸しましたが、
実は私の感想も全く同じ。

そもそもそこに居なければ被害には遭わなかった。
でも行った。
それは誰の責任?

そう、行った本人の責任です。

ワイドショーで流されるいくつかの当日現地の映像を見ましたが、
客観的に見て十分に身の危険を感じる状況でした。

私が思うに(あくまでも私の想像)、
その状況もその場にいた人たちは楽しんでいたんじゃないですか?

気づいた時にはもう、事故が不可避な状況だった、と。

残念ながら、その場にいた人たちには
単純に『危機意識』が欠如していたんだと思います。

大きな悲劇に見舞われて、気持ちの整理ができず、
責任を誰かに押し付けたくなる気持ちは理解できます。

でも、自らその場所に身を置き、
ただその場所にいたことが理由で巻き込まれたこの事故で、
一体誰に責任を負わせようというのでしょうか?

何件かの悲痛な通報が警察にあったと言われていますが、
通報した人は警察に何をして欲しかったのでしょう?

自分が遊ぶのに周りの人が邪魔だから排除してほしい、ってこと?
自分からその場を離れることはできなかったのでしょうか?
おそらくそう、すでにできない状況だったのでしょうね。
そうなる前に、そこから離れれば良かったのに。

とても残念な話ですが、
離れずにそこにい続けたのは、その人の意思ですよね。

政府や警察に対応を求めるとしたら、
じゃあ特定の場所に人が集まらないように管理する、ってこと?
イベントがなくても?

ハロウィーンがイベントじゃないか、なんて言わないでくださいね。
イベントととらえるのは個人の裁量ですし、
それを事故が起きたから誰かに責任を取らせる、
なんていうのはムシのいい話だと思うのですよ。

この件に関しては、お国柄はあまり関係ないかもしれません。
今年の渋谷では大きな事件・事故は起きなかったらしいですけど、
先に他の国で起きた事故が抑止力になったことは
否定できません。

大変言いにくいのですが、
大人の言うことを聞かなくなった若者にとって、
こういうことが数少ない『教訓』となっていくんじゃないかと思います。

自分の頭を使って、
物事の真理を理解して、
他人にできるだけ迷惑をかけないように、
…と考えられない人たちに対して、
隣の国が先生になってくれた、と言うことなんだと思います。



余計な心配かとは思いますが、 この文章が炎上するなんてことはないですよネ。
あくまでも私個人の一つの考え方であって、 同調を押し付けるものではありません。


一生勉強、です。
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