電動キックスケーターという名の武器

近年稀に見る最低最悪の愚策。

『電動キックスケーター、７月から自転車並みのルールに緩和…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　普及加速の一方で事故懸念も』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読売新聞オンライン より

この法律を作った人、誰だか知らないが、
いますぐ撤回して国民全員に土下座して謝って
政治家を辞めて２度と立候補しないでほしい。

おそらくこの人（達？）、
公用車で送り迎えされてて自分で実際に運転したことなんてないんじゃないかな？
…と思ってしまうほど、交通の実情とかけ離れた交通法が始まってしまう。

今更何を言っても、とも思うが、
この法律を決めた当人でなくても良いから誰か、
これが間違った決定であり、すぐにでも中止、撤回し、
新しい法律を作る、という人が出たら英雄になれると思う。

自転車でさえ、バカな運転をする奴が後をたたないのに、
電動で走るものを無免許で公道に放つなんて、
事故を増やそうとしてるとしか考えられない。

そもそもなぜ、「電動キックスケーター」なんて危険極まりない乗り物を
免許なしで乗れるようにしよう、なんて発想が出るのだろう？

低公害で手軽なモビリティが国民の生活を豊かにし、
カーボンニュートラル対策にも有効、
なんて考えてるとしたらとんだ世間知らずだ。

私には、
「どこでも拳銃が買えるようにするけど、
　打つかどうかは買った人が判断してね」
と言ってるのと同じに聞こえる。

国民がどんどんバカになっているこのご時世に、
罰則なく判断丸投げ、ってどこまで御花畑脳なんだ!?

性善説は信じたいけど、
それじゃあ寿司屋の醤油を舐めるヤツは減らないよ。

とにかくすぐ、なんとかしてほしい。
問題が起きる前に。
問題が大きくなってしまう前に。
問題を諦めてしまう前に。

一週間CX-8

この一週間、アクセラの修理に伴い、
代車のCX-8で通勤しました。


ちなみに片道30km弱、青梅街道を走る感じ。

いやあ、良い車ですねえ。
ほぼ過不足なし。
車体はそこそこデカいですけど、
各種センサーとモニターが効いて割と運転しやすいです。
エンジンが2.5Lターボなので、動力性能にも不満なし。
というか、もしかしたらMSアクセラより速いんじゃないか、
と思わせるほど豪快に加速します。
さすがに重心の高さを感じさせますが、街中を走る分には
走る、曲がる、止まるの基本的な所作に不都合は感じさせません。

いや、ひとつ気になる点が。
緩くて長いカーブの途中でステアリングに不自然な抵抗感を覚えることしばしば。
不具合というほどのことではないかもしれませんが、
気持ちよくないことは確かです。
ただ、これがCX-8全てに言えることなのか、この個体だけなのか、
判断ができません。

あと、やっぱり昭和のおっさんな私にとって、
「運転支援システム」や「安全装備」には馴染めません。

いちいちピーピー五月蝿いんだよ！
こっちは分かってやってんだ！

…なんてツッコミを入れながら運転する羽目に。

基本、アイドリングストップはoffにします。
他もoffにできるのでしょうけど、まあ、自分の車じゃないし。期間限定だし。


さて。
「SKYACTIV-X」がイマイチな状況になるまでは結構勢いづいてたマツダですが、
最近ちょっと、迷走し始めたような気がします。
カーボンニュートラルの声が大きくなるのに合わせて
当初の長期計画とかに微妙なズレが出てきたように思うんですよね。

直６とか出してみたけど、やはり時流には乗ってないというか、
社会的に認められてないというか。

そんな折、たまたま見つけたYouTubeチャンネルが
この辺の、メーカーとしての迷いを表している気がして興味深いです。

『枯れた整備士 ひでぽんちゃんねる』

この動画サイトの存在をマツダディーラーの私の担当者に教えたところ、
マツダがまともに修理できないのは今に始まったことじゃないですよ、
なんて言われてしまった。

バブル前までは結構、しっかりやってくれてたけどなあ。

このサイトのひでぽんさんが整備した767、
今年、富士スピードウェイで数年ぶりに開催される
「MAZDA FAN FESTA 2023」
で走行するようです。

その頃には仕事も落ち着いてるかな。

そうだと良いな。

そしてやっぱり、
MTはいいな。