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なにッ!? 3ローターHVだってぇッ! [車全般]

昨年(2023年)のジャパンモビリティーショーで話題の中心となった

『mazda ICONIC SP』

ですが、先日明らかになったパワートレインの仕様が
今まで言われていたものとは違っている可能性が出てきたのです。

当初は
「2ローターの発電用エンジンを積んだレンジエクステンダーEV」
(あくまでもモーター駆動であり、エンジンは発電用)
でした。

ところがッ!
ところがです!

「3ローターエンジンと3モーターのHV」

こんな、誰もやったことのない夢のような仕様が申請されていたのです。
(エンジンでもモーターでも駆動可能で、フロントにはインホイールモーター)

っていうか、申請は昨年のうちに出されていたようなので、
(もちろんICONICの仕様ではないかもしれませんが)
マツダは最初からロータリーエンジンをリアタイヤの駆動に使うことを
想定していた、ってことになります。

騙された!

いやこんな嘘なら騙されたいッ!


ちょっとこの動画を見てください。

『「新車」トヨタの力を借りてマツダが新車
      「3roter ICONIC SP」を出す可能性が出てきました』

              YouTube 「枯れた整備士ひでぽんちゃんねる」より

この人が言うなら信用できます。
(ICONICの仕様だとは断定していませんけど…)


ただ…

値段はどんなに安くても10000000円以下にはならないと思う。

やはり庶民には手が届かないでしょう。
(ICONICが2ローターのレンジエクステンダーEVならもっと安い、かな)

それでもマツダには出して欲しい!

がんばれマツダ!


私は…
中古の8を買うのが精一杯です。
多分。。。
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国語を勉強しなおせ! [時事]

「マルハラ」なる言葉に反応する大人たちへ。

『気にするな!』

ちょっと若者に迎合し過ぎじゃないですか?

何でもかんでも
「今の若者はこうだから」
「若者にはこれは嫌われるから」

そんな基準で行動してたらこの国は”バカの国”になりますよ?

正しいことでも面倒だから、なんて理由で拒否してくるような奴は
殴っても良いんですよ。

…ウソです。そんなことできません。

冗談はさておき。

これからは若者が国を引っ張っていくのだから、
若者の時代だから、として教えることをやめてしまう大人は
ちっともカッコ良くありません。

なぜなら、若者は『モノを知らない』からです。

知らない者が勝手な行動をとれば社会は破綻します。

新しい社会に生まれ変わるのではなく、ブッ壊れるのです。

あらゆることを知って初めて、新しい方向へと能動的に動けるのです。

たまたま偶然良い方向に進んだとしてもそれはあくまでも偶然、です。

若者におもねるのではなく、
「なんだオマエそんなことも知らないの?」
って一蹴してください。

え?
相手はネットで調べて対抗してくるって?

いやそんな付け焼き刃に負けないでください。

大人の知識はそんなに浅くないぞ、と自慢してください。

…いやあ私も自信ないですが。。。
それでも頑張るのが大人です。

少なくとも、何も考えてないただ若いだけの奴に
日本を任せることはできません。

兎にも角にも、
気にしすぎですよ。

私は文末には自信と意図を持ってしっかりと
『。』を付けます。

日本語としてそれが正しいのですから!


最後にこんな記事を紹介して終わり。

『「句読点はおばさん構文」にチクリ
  俵万智さん、目から鱗の一首「さすが」「全日本人に読んでほしい」』

                     スポニチAnnex より)

こういう粋な返しができる人を”大人”って言うんだろうなあ。

私はまだ若輩だ。
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本当に『嫌なヤツ』? [映像・芸術]

昨今、話題になっている『原作改変問題』。

本当はこれに関しての個人的見解をここに記したい、
…のですが、あまりにも思うところが多すぎて大きすぎて、
なかなか文章にできません。

そんなこの数日で、目に止まったメディアの記事に
どうしても言いたいことがあって、そちらを先に書くことにします。

まずはこの記事を読んでください。

 [ 伊藤英明 『海猿』原作者の「嫌なヤツ」暴露への”アンサー”が
                    「すごい嫌味」とさらに幻滅 ]

                             女性自身 より)

私は、原作者の権利は守られるべきだと思うし、
原作者はその作品から一番大きな利益を得るべきだと思います。

それでも、そこから作られた映画を『クソ』呼ばわりするべきではないと思います。

この原作者は、大ヒットした映画の、それを支持した視聴者をも罵倒したことになります。

「クソ映画を喜んで見たヤツら」

ヒットしたと言うことは、多くの人に共感されたと言うこと。
そうなるように、映画のスタッフたちは作ったのです。

原作者が納得する形の映像化ではダメだったのか、それは私には分かりません。
でも、このタイトルの映画を観て心動かされた人が多かったのは間違いのない事実です。

自分の想い通りの作品にならなかった事に腹を立てるのは理解できます。
(私も近い経験はあります。短編でしたが、私の原案とは別物に変わり果てていました)

それでも、映画のスタッフに対しても敬意を表して欲しかった。
力を尽くしたであろうスタッフを軽く扱って欲しくなかった。

主演俳優の言葉が「吐き捨て」とされていますが、
その時の状況を知らない第三者が俳優をなじるのは全くフェアではないと思います。

原作者も「ピリピリしていました」と表現しています。
もしも次に撮影するシーンが命懸けの危険なものだったら?
必死にプレッシャーと闘って気持ちを作っているところに
プロデューサーから声をかけられたのだとしたら?

少なくともその俳優は、原作者に向かって言葉を発してはいないように感じます。

こういうことを想像して、状況を理解する努力は必要だと思いますよ?

なぜなら、意味もなく誰かを否定することは
決して褒められることでも格好良いことでもなく、
とても下品なことだからです。

あえて下品になろうとするのでもないのなら、
他人を傷つけることは避けるのが大人の分別だと思います。

原作者を尊敬したい私としては、
このことはちょっと残念に感じました。
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心が病まないように注意しないと。。。 [アニメを作る]

とある作品にメインスタッフとして携わったのですが。

ネットでの評価にただただ驚くばかり。

良い評価に驚いているのではありません。
否定的な評価がまあ多いこと。

詳しく言うと色々とバレてしまうので伏せますが、
小説が原作です。それを元にした漫画もあります。

否定的な意見はどうやらこの小説や漫画を読んだことがある人のようなんですね。

「自分の知っていることと違う」

「自分が思っていることと違う」

これが理由で『酷い作品だ!もう見ない』と言うわけです。

原作付きの作品をアニメ化する上で、
絶対的に重視しなくちゃならないのは

<原作に忠実に作る>

ということ。

こちらも趣味で、自費でやってるわけではありませんから、
出版社や配給テレビ局、そして原作者にお伺いを立てながら作っています。
なので、よほど実力のあるクリエイターがその作家性を遺憾無く発揮して
別物に変えてしまう、なんてコンセプトでも無い限り、
勝手な改変ができるわけではないんですよ。

さらに言えば、アニメを作るスタッフはその道のプロで、
知識も経験も十分な人材が頭を突き合わせて創作しているんです。

そういったスタッフを超える何を、
批判してる人たちが持っていると言うのでしょう?

ただ単に ”個人の好み” でものを語るにはあまりにも無責任過ぎるのです。

まあ、発言や表現の自由がこの国では保障されていますから
何を言っても良いんですけどね。

上から目線で作品をこき下ろすほとんどの人は、プロ目線からすれば

「無知でかわいそうなアホが恥ずかしいことを言ってる」

としか感じられません。

残念なのは、そう言う人の発言の方が通りやすいと言うこと。
また、きちんと作品を評価できる人の少ないこと。

確かに酷い作品はあります。
同業者として色々と歯痒く、同情するところでもありますが、
私が手がけた作品はそう言うレベルではありません。

…そんなにハイクォリティでもありませんが…

スタッフであることを隠したくなるような仕事はしていません。

…後悔は多々ありますが…


さて。
最後まで観てくれる人がどのくらいいるかはわかりませんが、
私個人としてはマツダの自動車のような作品と捉えてもらうのが理想です。

つまり、支持する人は決して多くないが、好きな人にはとことん響く、感じです。

暖かい春が来ることを望みます。
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日本航空516便の事故 その後 [時事]

日本航空516便の事故の報道が連日繰り返されていますが、
公式な新事実でもない限り、事態にこれ以上の進展は望めません。

そろそろ犯人探しをやめても良いんじゃないでしょうか?

実際、ほぼ原因は見えてしまっていると思います。
それで溜飲を下げておくべきです。

本当に知りたいのなら、
運輸安全員会の報告書が出るまで
この事故を覚えておいてください。
(リンク先から過去の事例の報告書を検索・閲覧できます)

世間の関心はすでに別のところにあるみたいですけどね。

それは『ペット問題』

私の考えは、航空会社側にあります。

飛行機にペットを乗せるのって、
そのペットの意思ではなく、飼い主の都合ですよね?

ペットが「飛行機に乗りたい」って言ったんですか?
自分の旅行先にペットを連れて行きたいって、飼い主のエゴですよ。

ペットが望んでいるのは
「飼い主と一緒にいたい」であって、
「飼い主が行くところに自分も行きたい」ではないと私は思っています。

多くの動物は、環境の変化を嫌います。
楽しむのが目的で旅行するのは人間だけ、でしょうね。
(ここは動物の専門家ではないので明言できません)
そんなペットを飛行機に乗せてまで遠くへ連れ出そうという行為は、
果たしてペットが喜ぶ事なんでしょうか?

ペットのことを思うのなら、
短期の旅行ならお留守番させ、
それ以上なら誰かに面倒を見てもらう方が
ずっとペットのことを考えているように私には映ります。

「私がペットを連れて行きたいんだから規則を変えろ」

こんなことを言う人って、そんなに偉いのかなあ。
正当な権利の主張、なのかなあ。

今回の事故で亡くなった2体のペットは可哀想だと思います。
でも、そもそも飼い主が飛行機に乗せなければ事故には遭わなかったはず。
(しかも、事故が起きなければ問題にしなかったのでは?)

それに、ケージで機内に持ち込んだとしても、
何かあった時には手荷物を持って脱出することは禁じられていますから
結局犠牲にしてしまうことに変わりはありません。
(手荷物があることで周囲の人を危険に晒したり設備を壊したりする可能性があります。)

あらかじめ公開されている規則を曲げさせてまで
ペットを飛行機に乗せる合理的な意義がどこにあるのか?
他の乗客に迷惑を(あるいは生命の危機を)負わせてまで
ペットを飛行機に乗せる正当な理由がどこにあるのか?

私ならそもそもペットを飛行機に乗せるという選択をしません。

そして、不幸にも事故が起こってしまってから
規則に文句を言ったりしません。
(あらかじめ了承が必要です)

見方を変えると、
航空会社にとってこれはビジネスチャンスかもしれません。
ペット同伴で乗れる飛行機のプランを出せば
一定の需要があるということですからね。

実際にいくつかの航空会社では実施されているサービスですが、
よりペット同伴旅行に特化した商品であれば不満も出づらいでしょう。
一例:スポニチAnnexより)

なので今回、この事故をきっかけにペットと飛行機の関係に問題があると思う人は、
各航空会社の相談窓口に”抗議”ではなく「希望」や「提案」として伝えてみてはどうでしょう?

顔の見えないSNSで同調者を増やそうというのは
なんか、野蛮で効率の悪い行動に見えます。

私は航空会社を出来るだけ信じたいと思います。
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日本航空516便の事故 [時事]

2024年1月2日、
東京国際空港(羽田空港)で大きな航空事故が発生しました。

 『日本航空516便衝突炎上事故』 Wikipediaより

前日には大きな地震もあって、
テレビでニュースを見る時間も増えていたのですが、
今回の航空事故の報道を見ていて、
ちょっと目に余るところがあって、キーボードを叩いています。

21時過ぎに国土交通省と海上保安庁の合同記者会見が開かれましたが、
その時に事故原因について明確な原因の説明がなかった、と
対応が悪いような報道がなされていましたが、
いや、現時点で原因なんてわかるわけないでしょう!
それをさも何か隠し事でもしているような報道をして、
それで一体誰に徳があると言うんだろうか?
無知にも程がある。

さらに、当該飛行機に乗っていた人の話として
「乗員から何の説明も無かった」と伝えてますが、
いや、避難のためには
・機体が停止した後、
・エンジンが止まっているか、
・どこが燃えているか、
・どのドアを開ければ安全に脱出できるか、
これらを乗員は判断した上で指示を出す。

機体が停止してから90秒以内に全員が脱出できるよう訓練を受けた乗員が
パニックに陥っていたとしたら、
あの状況で全員機外に脱出することなんてできないのだ。

でも実際、一人の犠牲者も出さずに済んでいるのは、
(怪我人はほとんど脱出時の軽傷と思われる)
必然の奇跡と言って良い。

日本航空の乗務員はみな、最高の仕事をしたんだと思う。

報道、と言うのは、知識のない人には事実を伝えられないのだと実感した。
無責任な思い込みは事実を歪めてしまう。
これでは最高の仕事を遂行したスタッフがあまりにかわいそう。

一部の報道番組では『専門家』とされる人をゲストとして迎えていたけど、
それがもし、かつて旅客機のパイロットをしていた人、だとしたら
あまり推測で物を語ると言うことをしないと思う。

キャスターは何とか刺激的な言葉を引き出そうと質問を振るが、
パイロットを経験した人は軽はずみな事は言わないと思う。

それがどんなに無意味で、しかも危険な事かを知っているから。

航空機事故の原因分析において、
誰かを簡単に悪者にする事はない。
それが事実を見る目を曇らせてしまうから。
それが事実を当事者に語らせる上で障害になるから。

私は専門家ではないし、
情報を得る手段も一般的なもの。
それでもテレビのキャスターよりは
正しく状況を見ることができていると思う。

とても残念。

残念といえば、
事故を起こした海上保安庁の機体が
地震の被災地に救援物資を運ぶためのものだったということ。

それと、日本航空516便の使用機材がエアバスA350だったこと。
最新鋭機です。
どうやらこれがA350の世界初の全損事故となるらしい。

運輸安全委員会が事故原因をまとめるのには
おそらく2年くらいはかかると思う。
事実はそれを見るまで分からない。
だからそれまでは軽率な憶測は避けるべき。

…と言いつつ、
個人的な疑問はいくつかあって、
それがおそらく事故の状況を説明することになると思う。

海保の機体は風下側から滑走路に侵入していると思われるので、
(滑走路に侵入するには不自然な位置のような気がするけど)
JAL機が乗り上げる形で追突したんではなかろうか。
海保機が分裂し、その場に残った機体は爆発。
別の一部はJAL機がその下部に巻き込んだままで引きずって行った。(個人的推測)
JAL機が滑走中に燃えていたのは腹に抱え込んだ海保機の炎だったんじゃないかな?
JAL機は衝突の瞬間に前脚を喪失して機首を滑走路に擦り付けていたから舵が効かない。
エンジンカウルが破損してたのでもしかしたら逆噴射もできなかったかもしれない。
(接地してから衝突まで時間があるのですでにリバースしてた?)
よくあそこで止まれたものだ。
先にも記したように、機体が停止してからじゃないと脱出できない。
実際に自分も当該機に乗っていたとしたら確かに焦ったと思うけど、
それでも乗務員を信頼する事が生還する上で絶対必要なのだ。
ところがどうやら、火が見えた機体後部の乗客が我れ先にと
機体前方に移動してしまったらしい。
乗務員の指示を待っていた人たちは逆に不利な状況に陥ってしまったかもしれない。
ちゃんと言う事を聞こうよ。
それから緊急脱出の際は絶対に『荷物を持たない事』。
他人も、自分でさえも余計な危険のリスクを高めることになる。


似たような事故は世界的にはいくつかあって、
大抵の場合、誰かが管制官の指示を間違えて解釈している。
もちろん、管制官の指示そのものが間違っていた可能性もある。
(似た事故として『テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故』を上げる人がいるけど、
 私は『ロサンゼルス国際空港地上衝突事故』『リナーテ空港事故』の方が
 今回の状況に近いと思う)

海保機に犠牲者が出てしまったのは痛ましいが、
あれだけの事故でJAL機に怪我人しか出なかったというのは本当に奇跡だと思う。

何度も言うけど、日本航空のスタッフはしっかり職務を全うした。
『日本航空123便墜落事故』の時のように)

ああもう、考えがまとまらない。

なんか長くなったのでこれで終了。
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8時間なんて働けない! [時事]

こんなことが話題になるなんて、理解できないなあ。。。

『「9時〜17時労働でおかしくなりそう」新社会人の涙に賛否…
                     回避する術はあるのか?』

                      弁護士ドットコムニュース より)

こんな甘い考えの人間がこの先増えていくのかと思うと、
AIの発達で働き先が減るとかいったことが問題だとする人たちに
どう考えるか訊いてみたくなりますね。

記事の中では通勤時間に触れていますが、
なぜ就職する前に確かめなかったのかと呆れるばかりです。

また、なんでも自分の思う通りに事が運ぶと考えているのなら、
この人はお姫様だったのかなと思ってしまいます。

日本の若者は欧米の考えを正しいと思いがちなので、
いずれ同じような声がネットで上がり始めるでしょう。

その時、日本は”終わる”と思います。

日本の日本たる理由が崩れるからです。

その日は遠くないような気がします。

だって、今の世の中で戦争が起こるんですよ?

世の中に『自分の正義』しか無くなったら、
法律は無いのと同じになります。

そんなこともわからない馬鹿が増えている、ってことです。

先日、女性専用の風呂に入って逮捕された男性が話題になりました。
ジェンダーの問題はそう簡単に割り切れることではありませんが、
だからこそ、この人は軽率に行動するべきではなかった。

そこに見え隠れするのは、やはり正義が自分にしかない人の考え。

コロナ禍、マスクをせずに飛行機に乗ろうとして問題になった人と本質は一緒です。

「他の人の権利を考慮せず、自分の主張だけを正義とする」

こんな人が増えれば社会が破綻することは目に見えています。

あまりにも”想像力”に欠ける、非常識な人たちが秩序を壊していく。

そんな世の中を誰が望んでいるのでしょう?

あなたですか?
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今の車は弄れない [車全般]

カペラに乗っていた頃は、
走る機能にはお金がなくて手が出ませんでしたが、
何かしらのパーツが増えていたものです。

例えば、ヘッドライトのハロゲンバルブを高効率のものに変えたり、
フォグランプを後付けしたり。
『RAZO』のそれは、今でこそ珍しくはないですが、
その場の明るさを検知して光量を自動調整できるスグレもの。
アクセルの踏み込み量も読んでいて(車速だったかな?)、
それも光量を変える要素になっていたのです。
だから例えば、街中をゆっくり流すとポジションランプ的な暗さ、
対向車のいない峠道をハイペースで走ると100%で点灯、といった風に。
しかも1つの筐体にフォグとスポット、2つのランプがセットされていました。
ま、車検の時にディーラーに壊されてそれっきり動かなくなってしまったのですけど。

ターボタイマーとか、
「あいさつくん」(一度押すだけでハザードを2,3回点灯するスイッチ)とか、
ワイドルームミラーとか、ハロゲンバルブを使ったマップランプとか、(ナビなんてないのよ)
さらにはナカミチのカーオーディオとか、色々と車内の装備を足していましたっけ。

足回りとか吸気系とかに手を加えるようになったのは
アテンザになってから、でした。

さて。
古い話を持ち出したのは、
現代の車では、後付けするパーツにはよほど気を付けないと
車の性能を落としたり、壊したりしてしまう場合があるんだよ、と伝えたいためです。

YouTubeの、車に関する2つのチャンネルをご紹介します。

 『GT-studio』

 『枯れた整備士ひでぽんちゃんねる』

最近増えてきた「OBD機器」に対する警告が語られています。
別々に知ったチャンネルでしたが、奇しくも同じ問題を提起しているのです。

車両の情報を取り出す「OBD端子」を使う機器って、結構ありますよね。
スマホに繋いで車両情報を簡単に閲覧できるものや、
レーダー探知機なんてのも昨今はこの端子を使います。
超メジャーなブランドの機器も数え切れず。

でもこれ、ダメらしいんです。

詳細は動画を見てもらうとして、
問題は思ったよりも深く、大きいようなので、
私の、ほとんど見る人もいないようなこのブログでも、
1人でも多くの人に知ってもらおうと記事にしました。

改めて言いますが、現代の車は、それが新しければ新しいほど
余計なことはしちゃダメ、ってことなんです。

昭和のおじさんが古い車に魅力を感じる一因もここにあります。
”自分なりの車”が作りにくくなってるんですね。

もし、車を弄りたいと思ったら、
よほどしっかり知識と経験のあるところに持っていかないと
原因不明の不調に悩むことになります。

ディーラーでも直せない重症です。
直らないからとその状態で売ってしまうと、
次にその車を手にした人が被害者になります。

被害者はどんどん増えていき、
しかもメーカーの評価も不当に下がる。

誰にも良いことがありません。

みなさん、気を付けて!
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その分類には無理がある [アニメを作る]

子供が将来、なりたい職業は何なのか?

「ユーチューバー」とか答えられて閉口していたのももはや古い話で、
最新の調査では信じられないような結果が出てきました。

「ニフティが調査
  小学生に聞いた”将来なりたい職業”
  2位は『歌い手』『学校・幼稚園の先生』、1位は?」

                    ITmediaビジネス ONLINE より)

この結果を元に、朝の情報番組でタレントがアニメ制作会社を訪れ、
アニメーターの仕事をレポートしてましたが…

それ、全然違うよ、外れてますよ、とため息が出ました。

そもそもアンケートの分類を見てみると、

『マンガ家・アニメーター・イラストレーター』という括りになってます。

この3つ、全部違います。1つに括って良いことじゃあない。

件の情報番組ではヒットアニメのキャラをタレントが描いてみたりして、
なんか舞い上がったレポートをしてましたが、
アニメーターの実情が語られることはありませんでした。

ベテランアニメーターが「1000枚は描きます」と言ったり
若手アニメーターが「厳しい先輩から残業しろとか言われることはありません」
なんて言ってるけど、それで得られる給料が、小学生が目指しても良いものかどうかなんて
一切触れることもなく、フワーッとコーナーが終わりました。

まあでも、少しでも本当にそこを目指そうとする子供が増えてくれるのであれば、
こんな的を外しまくった取り上げ方でも喜ぶべきだとは思っています。

漫画家は当たればデカい。
当たらなければどうにもならない。

イラストレーターは認められれば一定の需要はあると思います。
漫画家のように「一発当てる」的な形にはならないと思いますが。

あと、最近のネットに上がる動画等で、
音楽に合わせて人物画が表示される的な映像が多々ありますが、
あれはアニメーションではありません。間違えないでください。

イラストにカメラワークをつけているだけで、アニメではありません。
仮に複数の絵を切り替えて変化をつけていたとしても、
それは強いて言えば「マンガ」に近いものでしょう。

『時間軸』を表現していないものはアニメとは言えないのです。
(時間を表現するのとは違いますよ)

さて、アニメーターが一人前になり、しっかり稼げるようになったとして、
生活に困らない、程度以上にお金が入ることはほとんどありません。

ごく一部に、『権利』を持ちながら作画する人がいますが、
そんな人たちでもまあ、漫画家の足元にも及ばないでしょう。

私が親でも、アニメーターという職業は勧めたくないですね。


…ちょっと文が荒れてきたので落ち着きます。

この記事で言いたいことは、
これくらい一般のアニメに対する見方はズレている、ってこと。

どんな人気作品でも、それを作っている人たちは
決して儲かってはいません。

でも、そこを目指してくれる若い人たちに辛い思いはさせたくない。

解決策は非常に下世話な単語に行き着きます。

『金』

もっと製作費を上げろー!
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CG(AI)を使っちゃダメ?(長文) [映像・芸術]

3DCGIで作ったキャラクターを使用したCMが放送されています。

ちょっとした話題になりましたが、
その内容は「誰?」という素直なものから
好きとか嫌いとか、取るに足らないものだったと思います。

ところが。

こんな意見もあるようです。

 『「悪びれることもなく…」有名二世俳優 伊藤園のAIタレント起用CMを猛批判、
                            アメリカでのストにも言及』

                                  「女性自身」より)

んー、どうなんでしょうねえ。

確かにアメリカの業界の考え方にも一理はありますが、
どんなツールを使うか、使う側が選べない、って言うのはおかしいと私は思います。

俳優を使うと恐ろしい額の出演料が必要だし、
スキャンダルのリスクもある。
だったらCGで良いじゃん。品質も上がってるし。

そう考えるのって、悪びれなきゃいけないような後ろめたい行動なんでしょうか?

そもそも、使いたい俳優がいない場合は?
CGの表現の可能性に希望が持てた場合は?

それでも高い金を払って俳優を起用する?

『ハリウッド』を守るためのルールとしては関係者のストライキも
なるほど、と思うことはあっても、
日本の一企業がそこに忖度する必要って、あるんでしょうか?

そして、実は同じようなことはあらゆる業界の中で
すでに起こっているんじゃないでしょうか?

私が一番身近に感じているのは、やはりアニメーションの現場です。

3DCGIでキャラクターを動かすテレビアニメなんて、もう珍しくはありません。

そして確実に、手描きアニメーターの仕事が奪われています。
しかももう何年も前から。

ハリウッドと日本のアニメ業界とを同じ括りで見ることには相当な無理がありますが、
状況自体は何も変わりません。

代わりに3DCGIのオペレーターやクリエイター、
それを専門とする映像制作会社が多数、立ち上がっていますし、
ツールの機能が上がり、しかも安価で提供されることで
幅広い人々に映像制作の門戸が開かれました。

まあ、私はこの流れを歓迎しているわけではありませんが。

プロとアマチュアを隔てる垣根が曖昧になってきていることに
危機感に近い感情を覚えています。

プロとアマチュアって、全く違うんです。

「できる」からプロなのではないし、
アマチュアだから「できない」と言う世の中でもない。

そこを分けるのは、出来上がったものの品質と、
それをコンスタントに世に出していけるのか、
それで得た利益で生活していくのか、と言うところでしょう。

その判断は誰にでもできるわけではありません。

ピカソの絵を見た時、多くの人は「ヘンな絵」と思うでしょう。
これを論理立てて説明し、素晴らしいものと認められる人がどれだけいるでしょう?

ネットに溢れる「アニメーション」とされているものの多くは、
私から見れば「イラスト」、あるいは「漫画」です。

私が問題だと思うのは、
受け手側、見る側の判断力や意識の低下です。

俳優の演技の良し悪しや、作品の品質を見極める力がどんどん落ちていっている気がしています。

そう言う人たちにとって、生身の俳優が演技しようがCGがプログラムで動こうが
見分けがつかないですよね。

そもそも、(件のCMのような)CGを作るスタッフたちは、
CGと見破られないように作っているわけですから
その判定はプロであっても難しくなってきてはいますが。
ただ、まだ”違い”は感じられます。

そこでどう差別化できるか、に力を注ぐべきであって、
「オレの権利を守るためにお前らが考えろ」
的な主張って、なんだかカッコ悪いですよね。

とはいえ、先に述べたようにアニメ業界ではすでに手描きアニメーターの職場が奪われています。
成り行きに任せていていい話ではないとも言えます。

しかしここで、実は違う角度から見ると単純な問題ではない側面も出てきます。

実は、CGIが発達したから手描きが減った、と言うわけではなく、
『手描きで良い作画ができるアニメーターが減ってきたから3DCGIを使うしかなかった』
と言うのが、少なくともアニメ業界では正しい見方なんです。

もーフクザツ、です。

新しい技術はお金がかかるもの。
3DCGIも最初はそうでした。
しかし作品数が増えている昨今、腕の良いアニメーターは捕まらず、要求品質が高まる中で、
むしろ3DCGIの方が安いとも考えられる、そんな時代になっています。

ちなみにディズニーで考えるともっと分かりやすい。

かつて手描きのアニメーションは、アメリカが手本でした。
高いハードルでした。手が届かないほど。

日本は、その性質を最大限発揮してどんどん力をつけ、
独自のアニメ表現を確立していき、いつしか世界に認められるようになりました。

アメリカのアニメ会社はそんな日本を見て、
「日本に作画を下請けさせれば、安くアニメが作れるんじゃね?」

実際、ディズニーをはじめとする名だたる制作会社が日本を下請け先として使いました。
(日本はさらに韓国を下請けに使っていたことはとりあえずここでは語りません)

さて、ここで何が起こったかというと、アメリカのアニメーターが減ってしまったのです。

そりゃそうです。アメリカのアニメーターはハリウッド俳優よろしく、
プール付きの一戸建てに住めるほど高給取りでした。(皆んなじゃないけどね)
そんな人たちが仕事を無くしていくのは当然の流れです。

やがて、日本の人件費も上がり、アメリカにとって日本に仕事を出すメリットがなくなりました。
次に目をつけたのは中華人民共和国。中国です。

その辺でアメリカはふと、気づくのです。こりゃイカン、と。

失ったアニメーターの穴を埋めるためにアメリカがとった手段が『3DCGI』でした。
幸い、先進的な制作会社がいくつか存在しましたし、予算の桁が日本とは圧倒的に違います。

やがてディズニーも3DCGIを使い、対象年齢をより広く設定した作品を作り、
アニメーションにおける復権を果たしたのです。


話を戻しましょう。

CGキャラを使ったCMに抗議するのって、理に叶ってますかね?
自分の権利が減るから配慮しろよ、とストを起こす人たちを
使いたくないと思わせるだけなんじゃないでしょうか?

逆に言うと、ストを起こせば待遇が上がるのなら、
日本のアニメ業界でもストライキを考えた方が良いんじゃなかろうか。

そして視聴者側にも意識高く作品に向かっていただくようお願いしたところで
長い文章の締めとします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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