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今の車は弄れない [車全般]

カペラに乗っていた頃は、
走る機能にはお金がなくて手が出ませんでしたが、
何かしらのパーツが増えていたものです。

例えば、ヘッドライトのハロゲンバルブを高効率のものに変えたり、
フォグランプを後付けしたり。
『RAZO』のそれは、今でこそ珍しくはないですが、
その場の明るさを検知して光量を自動調整できるスグレもの。
アクセルの踏み込み量も読んでいて(車速だったかな?)、
それも光量を変える要素になっていたのです。
だから例えば、街中をゆっくり流すとポジションランプ的な暗さ、
対向車のいない峠道をハイペースで走ると100%で点灯、といった風に。
しかも1つの筐体にフォグとスポット、2つのランプがセットされていました。
ま、車検の時にディーラーに壊されてそれっきり動かなくなってしまったのですけど。

ターボタイマーとか、
「あいさつくん」(一度押すだけでハザードを2,3回点灯するスイッチ)とか、
ワイドルームミラーとか、ハロゲンバルブを使ったマップランプとか、(ナビなんてないのよ)
さらにはナカミチのカーオーディオとか、色々と車内の装備を足していましたっけ。

足回りとか吸気系とかに手を加えるようになったのは
アテンザになってから、でした。

さて。
古い話を持ち出したのは、
現代の車では、後付けするパーツにはよほど気を付けないと
車の性能を落としたり、壊したりしてしまう場合があるんだよ、と伝えたいためです。

YouTubeの、車に関する2つのチャンネルをご紹介します。

 『GT-studio』

 『枯れた整備士ひでぽんちゃんねる』

最近増えてきた「OBD機器」に対する警告が語られています。
別々に知ったチャンネルでしたが、奇しくも同じ問題を提起しているのです。

車両の情報を取り出す「OBD端子」を使う機器って、結構ありますよね。
スマホに繋いで車両情報を簡単に閲覧できるものや、
レーダー探知機なんてのも昨今はこの端子を使います。
超メジャーなブランドの機器も数え切れず。

でもこれ、ダメらしいんです。

詳細は動画を見てもらうとして、
問題は思ったよりも深く、大きいようなので、
私の、ほとんど見る人もいないようなこのブログでも、
1人でも多くの人に知ってもらおうと記事にしました。

改めて言いますが、現代の車は、それが新しければ新しいほど
余計なことはしちゃダメ、ってことなんです。

昭和のおじさんが古い車に魅力を感じる一因もここにあります。
”自分なりの車”が作りにくくなってるんですね。

もし、車を弄りたいと思ったら、
よほどしっかり知識と経験のあるところに持っていかないと
原因不明の不調に悩むことになります。

ディーラーでも直せない重症です。
直らないからとその状態で売ってしまうと、
次にその車を手にした人が被害者になります。

被害者はどんどん増えていき、
しかもメーカーの評価も不当に下がる。

誰にも良いことがありません。

みなさん、気を付けて!
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