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『日本』のメッキが剥がれてきた? [時事]

どうやらそろそろ、
『日本』というブランドの崩壊が目に見えてきたようです。

次の記事をお読みください。

『このレベルなら移住は見送りたい…
 中国人富裕層を幻滅させた「日本のサービス業」のすさまじい劣化ぶり』
           元記事はこちら;PRESIDENT Online
           読者のコメントが見たい場合はこちら;YAHOO! ニュース

日本が世界に誇ってきたサービスの正体は、
”おもてなし”の精神です。
(概念の一例)

相手のことを親身に考え、その立場になってお迎えする。

素晴らしいですよね。
観客席を掃除するのも、
電気製品の質が値段以上に高いのも、
航空会社のランクが常に上位なのも、
基本的にはこの精神を元にしています。

ところが昨今、
この精神から逸脱するような出来事が頻発しています。

子供が遊ぶ公園を閉鎖するのも、
飛行機でマスクを着けないのも、
煽り運転が絶えないのも、
実はここから紐解くことができると私は思っています。

自分のことしか考えず、
正義が自分の中にしか存在せず、
周囲に迷惑をかけることに全く関心がない。
(或いは、自分の自由が何よりも優先で、周囲が迷惑を被っても当然だと考える)

今の日本は、こう言う人たちの割合がどんどん増えています。

やはりバブル後の無気力で無責任な社会が元凶なんでしょうね。

30年もかけて、日本はそのブランドの力を落としてきたわけです。

ちなみにこのままの状態が続くと、
社会の雰囲気は20年くらい前の中国に近付くと私は思います。

逆に、中国は今、モリモリと力を付け、
国民の意識も高く、指導者の野望も強い。

”勝ち負け”なんて言いたくありませんが、
負けますね、そう遠くない日に。

みんなそれで良いなら、
日本として”意識が低かった頃の中国”を規範とすれば良いでしょう。

でももしそうなりたくないのなら。。。

道は険しいですねえ。
「失われた30年」を40年に延ばさないよう、
一刻も早く取り組むべきです。

え、何にって?

正直、私ごときにはわかりません。

ただ言えるのは、
「今はそんな時代じゃない」とか
「”ストレス”になるからやりません」とか
「アップデートしなくちゃダメ」とかいう世の風潮を
思い直すことじゃないでしょうか?

こういった物言いをする人は大体若い人ですが、
その人たち、一体何をわかっていると言うのでしょう?

これからの時代を担うのは若い人たちです。
私のようなオッサンがとやかく言うことではないのですが、
先達の足跡を無下に扱っても成り立つほど、
この世界は甘くないと思いますよ。

バランスが大事。

それを教えられるのは人生の先輩だけであり、
若い人はそれをベースにより良い選択ができるという
特権を持っているのです。

せっかくなんだから、有効に使ってはどうですか?
無視するなんてもったいないですヨ。
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