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発言の自由と責任 [時事]

3連休の中日、
本日もバリバリ休日出勤中!

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、最近気になってる事について取り上げてみたいと思います。

「山下達郎さん炎上」

よく知らない方、リンクから飛んで記事を読んでみてください。

『レジェンド山下達郎、大炎上の深層…
    本人が思う以上に達郎の音楽は「偉大」だった』

                  DIAMOND onlineより

ある程度、世間の論調が落ち着いた時点での、
それらを総括するような記事だったので読んでいただきましたが、
この記事もあくまでも個人の意見だということをご承知ください。

今回の件、山下さんに何か落ち度はあったのでしょうか?

彼を否定する人の意見はほぼ、
山下さんの言葉に気分を害されたようですが、
おそらく気分が悪かったのは山下さんも同じだったと思います。
だから、公共の電波ではあるけど唯一、リアルタイムに近い発信の場として
自身のラジオ番組を選び、思いを語ったのだと思います。

つまり、山下さんの1番の目的は
「勝手なこと言ってんなよ」と伝えることだったように思います。

その目的は果たされたんだと思いますが、
それに噛みついた人がいたのだ、と。
それを炎上、といえばそうなのかもしれませんが、
果たして山下さんに反感を覚えた人が
彼を知り、しかも今回の騒動を知る人の中でどれほどの割合だったのか、疑問です。
ネットの炎上騒動の常で、その割合は無視して良いほど低いのではないでしょうか?

確かに少し配慮に欠けた言葉が含まれていたのかもしれません。
(私はあまり気になりませんでしたが)

でも、この国では発言の自由が認められています。
もちろん、反論・否定も自由です。

ただ、今回の場合のみならず、
事情を全てわかっているわけでもない外野が
でかい口を叩き過ぎなんじゃないでしょうか?

誰かの発信には、読み手に感じて欲しい何かがが含まれています。
当然、自分の思う方向に読み手を誘導するための仕掛けも入っています。
先に読むか後に知るか、が問題ではなく、何が真実か、どこに真理があるか、が問われるのです。

山下さんはある人の一方的な主張で真実が歪められないよう
(正しいかどうかではなく、特定のことが強調されないよう)
発言したのであって、それ以上でもそれ以下でもないように私には聞こえました。

問題と言われる最後の言葉も、
彼のファンからすれば「らしい」と笑って済ませられることだったように思います。

まさに、山下さんの音楽が届かない人はどうでもいい、という話なのでしょう。

ネットの炎上騒ぎは一向にその数を減らしませんが、
これは単に「インターネット」というツールが普及したからではなく、
同時に下がり続ける人々の「民度」にその原因があるように感じます。

自分の言いたいことを勝手に広めようとすること自体はどうでも良いです。
国も保障していますし、ここを疎かにすると国際社会から非難されます。
それは確かに面白くない。

そこで私が考えるのは、
ネットを使う場合は完全記名制にすることです。
必ず本名を晒してネットを利用する。

つまり、自らの行動に『責任を持つ』ということ。

まあ、匿名のブログでこれを言う私も
責任逃れしている、と思われても仕方ないですけど。

何にしても簡単な話ではありません。
でも、このままでいい話でもないと思います。
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