SSブログ

電気自動車は正義ではない [車全般]

世の中の風潮として、自動車の動力を電気モーターに変えよう、
なんて考える人がかなり増えているような気がします。

私のような「自動車好き」を除いて。

いや、電気自動車が嫌いなわけではありません、私は。

効率や環境問題を意識するあまり、”趣味性”を蔑ろにした商品ばかりになることを良しとしないのです。

だから、大勢に争うわけではありません。
電気自動車しかないのであればそれに乗ります。
ただ、そんな時代が来る前に、私は免許を返納しなければならないでしょうけど。

さて。
電気自動車について書かれた記事を読んでください。

 『「日本の自動車はこのままだと終わる」
     政府と業界の仲違いは全員が損をするだけだ』

               PRESIDENT Online より

恐らく、自動車に限らず、機械や世相に疎い人は
一体何が問題なのか、わかっていないと思います。
(このブログを読んでいる人なら理解できているでしょうけど)

そういう人が周りにいたら、
あなたが優しく教えてあげてください。

「電気自動車って、環境に悪影響を与えるよ、まだ。」

上の記事にもありますが、一気に増える電気自動車を動かす電気は、
じゃあ一体どこからやってくるんでしょう?

現状でほぼギリギリです。
増える分は、原子力発電所で作るしかありません。
むしろそれが政府の目的だとも言えるでしょう。
それでも電気自動車に急いで変えた方が良いと?

問題が複雑になっているのは、高齢者の事故を防ぐための自動運転化が
電気自動車に上手いことくっついている点じゃないかと。

問題は全く別ですし、
各々を電気自動車だけで解決しようと考えるのは愚か過ぎます。

そして、最も大きな問題は環境活動家の声、じゃないでしょうか。

若い人が政治に関心を持つことは大事ですが、
それを全て正論として奉るのは無理があります。

や、必要だと思いますよ、ああいう極論を大声で叫ぶ人たち。
北欧の若い女性が特に有名ですが、これに関しては私はトランプと同じ意見です。
「まあ落ち着け」

もちろん、現状が良いとは私も思っていません。
日本が熱帯になるなんてヒジョーに嫌です。
雪は嫌いだけど、雪の降らない日本はイヤ。

大きなフライホイールを回すためには最初に強い力が必要で、
それでも出だしはゆっくりなように、
世界も可能な限りの加速度で目標に向かっていると思います。

でも、全人類が一枚岩とはとても思えないし、
そうなることはとても難しい。

だから極論を叫ぶ人は必要だし、
その声を無視してはいけない。

ただ、誰も痛みを伴わない変革なんて、恐らくあり得ないんです。

私の痛みは、趣味である自動車の運転をやめることだと思います。
でもできるだけ粘りたい。これが本心。

国単位ではなかなか動けないことだから、
やはり個人の意識に頼らざるを得ないとしたら、
判断の基準を明確にし、それを全人類が共有しなくちゃならない。

あ、やっぱり難しい。

私がここで答えを出せるのなら、
私は総理大臣になれるでしょうね。

別になりたくはないけど。
なれないけど。

とりあえず、
豊田章男社長を支持します。

がんばれ日本の自動車業界!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。