時代の変化についていけない [旅]
中国出張11日目。
日曜日、でしたか…
何もせずに部屋の中で過ごしました。
時間を嫌という程持て余しながら。
動かなくても腹は減ります。
夕食を買いにいつものコンビニへ。
昨日も今日も、あのおばちゃんはレジにはいませんでしたが、
代わりに若い兄ちゃんが私の顔を覚えてくれて、
問題無く対応してくれています。
と言っても勿論、会話はありません。
他の客の時と違い、私の応対の時には兄ちゃんも無口になります。
しかし、両手はトランプ張りに動きます。
なんとか伝えようと二人でジェスチャー会話。
結構イケるもんです。
さて、こっちで生活するからには現地の物価が気になるところですね。
ちょっとまだ掴みきれていないのですが、
思ったよりも物価は低くなく、
いやむしろ想像以上に上がっているといった印象です。
私が初めて中国に降り立ったのは18年ほど前でした。
すでに中国は資本主義的な考え方を取り入れ、
今とそんなに変わらない環境にあったと思います。
その時の職場は江蘇省常州市。
今いる無錫からそんなに離れていませんが、
開発途上の工業地区は何も無く、車も少なかったと記憶しています。
宿の部屋から見た18年前の常州新区
停電も頻発するようなど田舎に、ぽつんと一軒そびえ立つホテルに泊まって3週間。
現地の人に食事に連れて行ってもらうと、小さな食堂であれば
おおよそ日本の1/5の金額でお腹いっぱいになりました。
まあ、上海などの大都市ではこうはいきませんが、
それを考慮してもやっぱり中国の物価は安いんだなあと感心したものでした。
ところが現在。
私がコンビニで1食分の買いものをすると大体30元くらい。
今のレートだと、これに「17」を掛けると日本円に換算できます。
ということは…
30元は510円くらいとなります。
これ、日本とあまり変わらないですよね?
コンビニの商品は安くはないと思います。
スーパーや個人商店の方が安いでしょう。
それにしても、18年前の記憶と照らすともはや”物価が安い”なんて印象は
まったくもてません。
そしてさらに私を驚かせたもの。
それは『ハーゲンダッツ』のアイスクリームです。
日本のコンビニでもよく売られている、¥250〜¥350くらいのミニカップ。
あれがなんと、ひとつ35元で売られています。
換算すると約600円にもなるんです。
思い返せば18年前も、生活に必要なものと普段の食べ物は安いのですが、
贅沢品や輸入品は段違いに高いものでした。
いやあこれじゃあ、安い労働力をアテにして中国に仕事を出しても
あまりメリットは得られそうにないですね。
というかそれよりも、中国の人たちは暮らし難くないのでしょうか?
そう思わないほど賃金も上がっているということなのかな?
なるほど世界の中で発言力を強めようと行動する訳だ。
この勢いは、やがて地球を丸ごと飲み込みかねません。
それが良い事なのか悪い事なのかは、ここでは語りません。
面白くないんですよね、この話題。
ただ、18年前の中国では、誰も自国の政治に反論しようとする人はいませんでした。
でもいま、若い世代を中心に、平気で政治の話しをする人も出て来ているようです。
う〜ん、これ以上は掘り下げないでおきましょう。
あす1日、仕事をすれば、今回の出張は終了です。
24日は帰国。
私はホームシックを経験したことはありませんが、
やっぱり日本に帰れるのは素直に嬉しいです。
準備は徐々に。
焦りは禁物。
今日はここまで。
日曜日、でしたか…
何もせずに部屋の中で過ごしました。
時間を嫌という程持て余しながら。
動かなくても腹は減ります。
夕食を買いにいつものコンビニへ。
昨日も今日も、あのおばちゃんはレジにはいませんでしたが、
代わりに若い兄ちゃんが私の顔を覚えてくれて、
問題無く対応してくれています。
と言っても勿論、会話はありません。
他の客の時と違い、私の応対の時には兄ちゃんも無口になります。
しかし、両手はトランプ張りに動きます。
なんとか伝えようと二人でジェスチャー会話。
結構イケるもんです。
さて、こっちで生活するからには現地の物価が気になるところですね。
ちょっとまだ掴みきれていないのですが、
思ったよりも物価は低くなく、
いやむしろ想像以上に上がっているといった印象です。
私が初めて中国に降り立ったのは18年ほど前でした。
すでに中国は資本主義的な考え方を取り入れ、
今とそんなに変わらない環境にあったと思います。
その時の職場は江蘇省常州市。
今いる無錫からそんなに離れていませんが、
開発途上の工業地区は何も無く、車も少なかったと記憶しています。
宿の部屋から見た18年前の常州新区
停電も頻発するようなど田舎に、ぽつんと一軒そびえ立つホテルに泊まって3週間。
現地の人に食事に連れて行ってもらうと、小さな食堂であれば
おおよそ日本の1/5の金額でお腹いっぱいになりました。
まあ、上海などの大都市ではこうはいきませんが、
それを考慮してもやっぱり中国の物価は安いんだなあと感心したものでした。
ところが現在。
私がコンビニで1食分の買いものをすると大体30元くらい。
今のレートだと、これに「17」を掛けると日本円に換算できます。
ということは…
30元は510円くらいとなります。
これ、日本とあまり変わらないですよね?
コンビニの商品は安くはないと思います。
スーパーや個人商店の方が安いでしょう。
それにしても、18年前の記憶と照らすともはや”物価が安い”なんて印象は
まったくもてません。
そしてさらに私を驚かせたもの。
それは『ハーゲンダッツ』のアイスクリームです。
日本のコンビニでもよく売られている、¥250〜¥350くらいのミニカップ。
あれがなんと、ひとつ35元で売られています。
換算すると約600円にもなるんです。
思い返せば18年前も、生活に必要なものと普段の食べ物は安いのですが、
贅沢品や輸入品は段違いに高いものでした。
いやあこれじゃあ、安い労働力をアテにして中国に仕事を出しても
あまりメリットは得られそうにないですね。
というかそれよりも、中国の人たちは暮らし難くないのでしょうか?
そう思わないほど賃金も上がっているということなのかな?
なるほど世界の中で発言力を強めようと行動する訳だ。
この勢いは、やがて地球を丸ごと飲み込みかねません。
それが良い事なのか悪い事なのかは、ここでは語りません。
面白くないんですよね、この話題。
ただ、18年前の中国では、誰も自国の政治に反論しようとする人はいませんでした。
でもいま、若い世代を中心に、平気で政治の話しをする人も出て来ているようです。
う〜ん、これ以上は掘り下げないでおきましょう。
あす1日、仕事をすれば、今回の出張は終了です。
24日は帰国。
私はホームシックを経験したことはありませんが、
やっぱり日本に帰れるのは素直に嬉しいです。
準備は徐々に。
焦りは禁物。
今日はここまで。
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