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半世紀ぶりの快挙! [飛ぶ機械]

2015年11月11日午前、
『MRJ』が初飛行に成功しました!

国産旅客機としては『YS-11』以来、約半世紀ぶりの快挙です。

USTREAMで生中継されましたが、
離陸は残念ながら通勤中で見られなかった…(青梅街道を走行中でした)

でも、着陸は見る事ができました。
仕事が手に付かず。

ここまで尽力された全ての関係者の方々に
心からの祝福を送りたいと思います。

しかしまだまだ道のりは遠い。

以降、試験飛行を繰り返し、
関係各所の認可を取りつけて、ようやく引き渡しが可能になります。

更にその後も、不具合に対応し、
事故を起こさず、実績を積み上げねば
目標とする受注数をクリアできないでしょう。

がんばれ『三菱航空機』!

期待してます。

乗りたいッ!!
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墜落から30年 [飛ぶ機械]

30年前の8月12日、あなたは何をしていましたか?

「何をしていたかハッキリとは覚えていない…」

あるいは
「記憶できる年齢ではなかった」

もしかしたら
「まだ生まれていない」

私はその夜、
「やっぱり飛行機の事故は起きてしまえば被害が大きいな…」
とテレビを見ながら呟いた事を覚えています。

そう、今日は『日本航空123便墜落事故』が起きた日です。
30年という月日が経ちました。

私は長らく、この事は記憶の隅に閉じ込めてしまっていました。

仕事で海外に行くようになり、
なぜかネットで航空機事故を調べまくるようになって
改めてこの事故に触れた時、
以前とは比べ物にならないくらい強い関心を覚えました。

航空機事故というのは、自動車の交通事故等と比べ、
損害が大きくなってしまう傾向にあります。

また、飛行機を飛ばす、という行為自体、
比較的新しい技術であり、発展途上な部分もあります。

したがって、同じ悲劇を繰り返さないためには、
とことんまで原因を追求し、
過ぎるほどに対策をとり、
油断しないよう記憶に留めておく事が必要となります。

欧米ではだから、事故の責任追及よりも
原因究明の方が優先され、証言し易いように司法取引なども行われます。

さてでは、
暑い夏の夕暮れ、乗員の方々による精一杯の対応も受け付けず、
操縦不能のまま人里離れた山の尾根に墜落した
『ボーイング式B747SR-100』にいったい何が起きていたのか、
明らかになっているのでしょうか?

その答えに恐らく今後、辿り着く事はできないでしょう。

もしかしたら、事故調査報告書の内容は寸分違わず真実で、
そこから導きだされた「修理ミスが遠因」というのが
後世に伝えるべき教訓なのかもしれません。

いやもしかしたら、いまだ明らかにされていない別の要因が存在して、
そこが手当てされなければまた、同じ悲劇が発生してしまう可能性が
あるのかもしれません。

事故調査委員会は、約1トンにも及ぶと言われている
調査の資料を1999年にすでに廃棄してしまっています。

発見されないどころか、調査そのものが不十分だった
垂直尾翼の破片も相模湾の底に沈んだままと言われています。

このまま幕を引いてしまっていいのでしょうか?

世界的に見ても安全で、定時率が高く、サービスも良いと言われている
日本の航空会社。

でも、1機の事故としては今なを世界最悪の犠牲者を出してしまったこの事故は、
多くの人の疑念を残したまま、30年も経ってしまっているのです。

本当に安心して飛行機に乗って良いのでしょうか?

…矛盾しているようですが、
私は飛行機に乗るのが大好きなので、その行為に何の疑問も感じません。

航空機の運航に携わる人たちは皆、意識高く、プロとして誇りを持って仕事している、
そう信じて私は飛行機に乗ります。

事故を起こした機種である『B747』に乗るもの好きです。
もう国内の航空会社では飛ばしていませんけど。

バッテリーが燃えてしまった『B787』は今最も好きな機体です。
まだ一度も乗れていませんけど。

飛行機を取り巻く環境が大好きだからこそ、
この事故に不明点がある事が歯痒くてなりません。

30年前の今日以降に入社したJALの社員の割合は9割を超えるそうです。

JALの方たちはこの事故を教育の一環として取り上げていると聞きます。

この事故の研究により、後に起きてしまった同じような航空機事故の際、
絶望的な状況にも関わらず生存者が多かった、という事例もあります。

忘れずに引き継いでいかなければなりません。

後世の人たちが二度と、同じ悲劇に遭わないように。


日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ

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  • 作者: 青山透子
  • 出版社/メーカー: マガジンランド
  • 発売日: 2010/04/29
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隠された証言―日航123便墜落事故 (新潮文庫)

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墜落から29年 [飛ぶ機械]

毎年、8月12日に当ブログにこうして必ず書き込む
『日本航空123便墜落事故』

あれから29年という長い年月が経ち、
この事故を知らない人もその数を増し、
”風化”なる言葉も聞き慣れてしまった感があります。

しかし今年、そんな状況に少し、変化が見られました。

この記事をアップロードしているまさにその時、
フジテレビにおいて、この事故の新事実を扱う特別番組が
放送されたのです。

この事故をできるだけ長く、多くの人に伝えていきたいと考える私は
この番組の放送に触れて、正直少し安堵したんです。

メディアはまだ取り上げてくれる。
まだ忘れていない人たちがいる。


事故調査が終了し、公式な調査報告書が出された後でも、
新たな事実が発覚した場合、再調査をする、
という原則があります。

しかし、この事故に関しては、
いまだ公式な再調査は行われていません。
報告書にたくさんの不明点があるにもかかわらず。
『日本航空123便 事故報告書についての解説に対する日乗連の考え方』

今回のフジの番組でコクピットボイスレコーダーの音声が
再び解析されたとしても、
おそらく何も変わらないでしょう。

でも、こうして取り上げる事が大事なのだと思います。


29年前の暑い日、
1機の旅客機が墜落しました。
そのまま二度と家に帰る事ができなかった人は520人に上ります。
これは単機の事故としては今なを、世界で最も多い数です。

航空会社も、
乗客も、
この出来事を忘れてはいけません。

この一ヶ月で、世界各地で多くの飛行機が墜落しました。
技術は上がっているのに、なぜ?

過去の事故を忘れてはいけません。

思い出してください。
覚えておいてください。

お願いします。


日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ

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墜落から28年 [飛ぶ機械]

この時期、メディアでは原爆の日と終戦の日の話題が一年で一番多いのは当然の事ですが、
個人的には日航ジャンボ機墜落事故をより忘れる事のできない出来事として記憶しています。

もちろん、戦争は人類史上最も重要な事実として認識しておくべきです。
ですが、それはもはや誰の心にも内在する基本的な命題です。

しかしながら飛行機事故は、いつ自分の身に降り掛かるか分からないほど身近なことです。

ですから私は、自分が忘れないために、そして一人でも多くの人にこの事故を伝えるために、
毎年自分のブログに同じような記事を書き続けるのです。

そして、この事故を風化させたくないもうひとつの要因が存在します。
それはとても残念な理由。

この事故の原因に、いまだ不明な点が多いこと。

28年経った今日でさえ、メディアが取り上げるのにはそんな理由があるからだと私は認識しています。

ボーイング787の問題は記憶に新しいですが、
この件もまた、根本的な原因を追いきれないまま、
症状への対処療法のみで世界中の空を飛び廻るというリスキーな状況を続けています。


不運にも墜落してしまった日航機に、
520人もの命を蔑ろにしてまで、隠さなくてはならない何かがあったというのでしょうか?
それとも本当に、報告書にあることで全ての疑念が解決されたと理解するべきなのでしょうか。

この先、その答えが出る事は難しいような気がします。

でもだからこそ、私はこの事故を忘れられないのです。

この記事を読んだ方も一年に一度だけで良いですので、
日本の航空史上最大にして、単機の犠牲者数では世界最大のこの航空事故について
考えてみてください。

『日本航空123便墜落事故』(Wikipedia)

『ボーイング787のバッテリー問題』(Wikipedia)

『123便事故解説書に対する日乗連の考え』(日本乗員組合連絡会議 Webページより)
 この記事を読んで興味をもたれた方は『事故から25年・JL123事故調査の問題点』も読んでみてはどうでしょうか?


日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ

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しっかりしろボーイング! [飛ぶ機械]

なんだか問題続出ですねえ…

それは『ボーイング787』という旅客機のこと。
(Wikipediaこちら

応援してるんですよ〜。
早く問題が解決してくれることを祈ります。

え、トラブルばかりで信用できないって?
まあ確かに、連日「重大インシデント」が報道されていますが、
いやいやお客さん、まだ全世界で50機程度しか就航していない最新鋭機ですヨ。
初期不良はむしろ出て当たり前です。
(例えば大ベストセラー機、B737は構造的欠陥で墜落事故を起こしつつも
 世界で一番使用機数が多い機種にまで昇り詰めました)

…とはいえ、確かに一抹の不安は残ります。
墜落してからでは遅いですからね。
しっかり原因をあぶり出して信頼性を上げていって欲しいものです。

ちなみに、ANAのB787緊急着陸(1/16)の場合、
”火災”という観点だけで事故事例を捜すとこんなのがあります。

『スイス航空111便墜落事故』

『サウジアラビア航空163便火災事故』

どちらもまさに”最悪の事態”に陥ってしまった事例ですが、
これをみると、今回のANA692便の乗務員の方々がいかに適切な処置を行ったかが理解できます。

怪我をした方も存在したようですが、
それは脱出用シューターを滑り降りるときのハナシ。
これも実は珍しいことではありません。
いや、だから良いってコトでもないんですが。
(ANAの公式リリース
おおっ、ANAの787特設ページが消えちゃったぞ。なんて悲しい…

出ばなを挫かれた感じのB787ですが、
ここは冷静に見守って欲しいと思います。

なにしろ機体の35%は日本で造られているという”準国産機”。
件のバッテリーもみなさんお馴染みの大手メーカー製です。
日本の工業製品全体の信頼にも係わりますから、
いたずらに問題を煽るのではなく、
わが子の成長を見守る親のごとく、
また空に舞うことを信じて応援を続けましょう。

もう、今スグにでも乗りたいッ!
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墜落から27年 [飛ぶ機械]

だんだん話題にのぼる事も少なくなってきましたが、
8月12日は忘れる事のできない大きな事故が起こった日なんです。

1985年のこの日、

『日本航空123便墜落事故』

が全世界を震撼させました。

私はこの事故を風化させたくないので、
毎年、こうやって記事にしています。

詳しく知らない、という方、
居られましたら是非、
上のリンクからWikipediaの記述を読んで下さい。

できれば今年も
紅葉の奇麗な秋頃、御巣鷹山に行きたいと思います。

可能な限り、
事故が少なくなる事を願います。
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墜落から26年 [飛ぶ機械]

今から26年前の今日、
単独機として史上最多の犠牲者を出した航空機墜落事故が起きました。

1985年8月12日18時56分頃、
群馬県多野郡上野村の御巣鷹の尾根に
日本航空のボーイング747が墜落した事故です。

『日本航空123便墜落事故』

その墜落原因にはいまだに不可解な点が残されたままですが、
それでも二度と、このような事故が起きない事を祈らずにはいられません。

DSC02233.jpg
去年、初めて現場へ行ってきました。
DSC02227.jpg
今年も秋には登ってみたいと思います。


多数の関連する書籍や映画がありますが、
そのなかで私が所有しているのはこの2冊です。

日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ

日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ

  • 作者: 青山透子
  • 出版社/メーカー: マガジンランド
  • 発売日: 2010/04/29
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隠された証言―日航123便墜落事故 (新潮文庫)

隠された証言―日航123便墜落事故 (新潮文庫)

  • 作者: 藤田 日出男
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫




私は飛行機が好きなので、この事故の記事を目にしても
飛行機を嫌いにはなりません。

恐いな、と思った方には、この映画をお薦めします。



何度観たか覚えていないくらい好きな映画。

もう乗れないけど、JALのジャンボにまた乗りたいです。
JAL_B747.jpg

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ようこそ『ドリームライナー』! [飛ぶ機械]

ついに来日!

『ボーイング787』

…ホントは昨日の早朝に来てたケド。


早く乗りたいッ!

…予定は無いケド。

動いてる映像はコチラから。


どっか行きたいよぅ。。。
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空も大混乱 [飛ぶ機械]

3月11日の震災の際、多くの空港が閉鎖されました。

報道ではあまりそれによる不具合がみられませんでしたが、
実際にはとんでもないドラマが沢山あったようです。

それを実感させてくれる記事がありました。

『「燃料が足りない!」震災で空港閉鎖、上空にいたパイロットの真に迫る手記』

『ダイバート』(目的地以外への代替着陸)※Wikiこちら
というのは、まあそれほど珍しい状況ではないらしいのですが、
この時は東日本の空港が広範囲に渡って同じように被害を受けていたため、
とんでもない大混乱に陥っていたようですね。

本当に何事も無くて良かった。

しかしこの記事、興味深かったのは、
本文の終りに追記としてあるブログへのリンクが貼られているところ。

クリックしてみると、現れたのは
千歳空港で上記の状況を目撃していた人の記事だったのです。

『新千歳空港 ダイバート』

う〜ん、マニアってすごい。

無線も傍受していたようですが、これは当然、
”英語が解る”ことに他なりません。やるなあ。

最後まで記事を読むと、ここにも追記のリンクがあります。

『雑感(3月24日)』

ひとつの出来事を多角的に捉える事ができると、
こんなに理解が進むものなんですね。
(本当に公平を期するなら、管制官のコメントも欲しいところですが)

かなり知的好奇心を満たされた話しでした。


ああ…

やっぱり観たいなあ、

『TOKYO コントロール』
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