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あなたが”純粋”であるならば『イデ』の加護があるだろう [アニメを作る]

日本のアニメーション界の巨匠、

 富野由悠季 監督

残念ながら私は仕事でご一緒したことはありませんが、
私にとっては「大先生」です。

氏の著作 『映像の原則』で勉強したもので。

冨野監督、といえば多くの人が

「ガンダムを作った人」

と答えるでしょうね。
ま、納得。

私が冨野監督の作品で一番好きなのは、

『伝説巨神 イデオン』

作品について語ると長くなってしまうので、
ここでは言及しません。

言えるのは、ぜひ観るべき、ということだけ。

(代わりにこの記事を読んでください

  『40周年「イデオン」はなぜ忘れられたのか
       「ガンダム」富野由悠季もうひとつの傑作』
)

もし時間を持て余している人がいたら、
この作品を手に取ってみても良いんですヨ。

TVシリーズ39話全て、頑張って観てください。
その後に劇場版を観るのですが、
最後までTVシリーズを見ていれば『接触編』は観ても見なくてもどちらでも。

ただ、39話見た後の『発動編』は
人生を変えるくらいの衝撃をあなたにもたらすでしょう。

最近ヒットしてる劇場アニメで語られる”優しさ”なんてかけらも無い、
救いがあるかもわからないようなハードなお話が、
80年代の技術のアニメで描かれるのですからもはや拷問です。

が、必ず報われます。

そこを目指して頑張ってください。損はさせません。
(いや、責任は持てないけど…)

ちなみにもう1タイトル、私が好きな作品を挙げます。

『無限のリヴァイアス』

同じサンライズ作品ですが、作られた時代が違いますので
作画的にはほぼ現代のクォリティ。

この二作品の共通点は、「ままならない」というもどかしさ。

主人公たちが悩むさまを見て、
何かを感じてください。

年末年始の空き時間に、
是非!!


映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

  • 作者: 富野由悠季
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2011/08/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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コメント 2

TECH-Z1

イデオンはリアルタイムで見ていました。映画も観に行きましたよ。
現実の国家間の戦争もこんな感じなのかも知れないと感じました。
お互い戦争なんてしたいわけではないのに、ボタンの掛け違いが重なって大きな争いへと発展していく。
日常のコミュニケーション不足でも同様のことが起こっているかも知れないですね。
by TECH-Z1 (2021-01-02 18:10) 

Holyvin

そうそう、そうなんですよね。
記事で挙げた「無限のリヴァイアス」、
富野さんの作品ではありませんが、
人間関係の難しさを、器用なはずの主人公が
追い込まれていく事で表現しています。ぜひ!
「イデオン」に影響を受けたクリエイターは沢山います。
その最たる人だと私が個人的に思っているのがあの
庵野秀明監督、です。
エヴァ観てると、なんかそんな匂いが…
ま、私の思い込みですが。
あ、私、「鬼滅の〜」は観ていません。漫画もTVも、
もちろん映画も。
説得力、無いですね。う〜ん。
by Holyvin (2021-01-07 20:51) 

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